IoTで水耕栽培研究

水耕栽培とかIoTの備忘録

水耕栽培キット

記事を分けてラズベリーパイを使った水耕栽培システムをご紹介していきたいと思います。 システムは市販の水耕栽培キットを利用しており、全体で2万円くらいでした。 少しずつ説明していければ…と思ってます。

まずは組上がり後の写真から

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水耕栽培キット

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水耕栽培システム

今日はキットの方を説明しようと思います。 水耕栽培キットは下記のものを使いました。

穴数が多く、ポンプも制御スイッチ付きでついていて消費電力も低そうなのでこれにしました。 少し梱包が汚いのと、説明書もほとんどないようなものだったので組み立てに苦労しましたが、 組んでしまえばあとはずっと使えるのがいいですね。写真のパイプに水を通すのですが、付属のキャップで水流の方向をある程度誘導できるのも良いです。

培地の移動

以前水耕栽培の種をスポンジの培地に入れて発芽させるという記事を書きました。

amesyabody.hatenablog.com

この記事では屋内で置いてましたが、屋外に置いていたほうがよく育っていました。 こちらが種の状態から約2週間の状態

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発芽したルッコラ

発芽していないものもありますが、発芽しているものだけ水耕栽培キットに移していきます。培地を固定するカップを使うのですが、根腐れが心配なのでハイドロカルチャーカップの底に敷きました。カップがスカスカなので水切りネットをはさみで切って囲むように着けました…ちょっと手間がかかりましたね('ω')

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ハイドロカルチャー入りの培地

これを水耕栽培キットに嵌めると冒頭の写真のようになるわけです。 このキットの水流はバケツに水をためてポンプを入れると、以下のような水流になります。

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水流

バケツは20Lくらい入る蓋つきのものをホームセンターで購入し、ポンプによって水が出る穴と、水耕栽培キットの下部から水が戻ってくる穴をあけました。

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バケツ

このバケツの水が水耕栽培キットを循環します。 2週間ほどぶん回してみると、1週間で水が12Lほど減ることが分かったので、 週末にペットボトルで液肥と一緒に足しております。 植物の吸収、蒸発、水漏れなど、水が減る原因はいろいろあると思いますが、 ちょっと原因がわからないので現状はこのような運用です。 バケツ内の水の水質や水が減っているか等はセンサで分かるようにしております。

その解説は別の記事で…。