IoTで水耕栽培研究

水耕栽培とかIoTの備忘録

ミニトマトまとめ

ミニトマトの収穫を終えたので、まとめの記事を書きます。

収穫したミニトマト

約半年ほど続けていたミニトマトの収穫を終えました。 やはり夏の植物なので、冬になってからはあまり収穫が芳しくなく、 ちょっと時期を間違えた感がありました…。 とはいえ、冬でもしっかり収穫出来、それなりに美味しく使えたので、総論としてよかったと思います。 ただ反省点がいくつかあり、今回まとめたので次に活かしたいと思っています。 自分としては、そもそもまず水耕栽培ミニトマトを育てられるのか?という所が疑わしかったので、 こんなにぐんぐん成長するのはちょっと予想外なところが有、大きくなってからのケアが正直足りていないような感じでした。

(栽培棚の2段目に配置していたのですが、最終的には4段目を突き抜けてぐんぐん成長していました。2m以上!)

購入した物

ミニトマトの種は以下を使いました。

種としては結構高めですが、育てやすく安定した品種だそうです。

また、茎がある程度育った後の支柱代わりに、針金で固定していました。

このソフトワイヤー、自由な長さに切って巻き付けるだけで支柱代わりになるので、 とても便利でお勧めです。柔らかいのではさみなどでも簡単にカットできます。

育苗

黒スポンジに種を3つ埋めて、水に浸します。 室内で光の当たる窓辺などに設置するとよいと思います。 8月14日に設置して、8/23には発芽してました。

栽培棚

発芽した状態の苗を栽培棚に移し、放置します。 茎がどんどん太くなり、10月頃には青い実が見えるようになりました。

10月頃の様子

栽培棚の水の状態、環境の測定値は、下記のような感じで管理してました。

12月の水の状態、環境数値
特に注意していたのは、EC(電気伝導度)が1000um/S以上に収まることです。この数値は水中の液体肥料濃度を表しており、この数が少ないと育成速度が如実に鈍くなります。 ただし高すぎてもよくないので、1000~1500に大雑把に収まるようにチェックします。 栽培棚ではほかの野菜も育てていたので、大体1~2週間に一回、20Lくらいの新しい水を補充していました。 その時に以前紹介した液体肥料A液、B液それぞれ50ml、拡販しながら加える感じで調整していました。

液体肥料は↓ amesyabody.hatenablog.com

収穫

初収穫は12/1、もう寒い時期になっていたので、心なしか成長が遅いように感じました。 実が大きくならないものが多少あり、肥料濃度を少し濃い目に調整するなどしていました。 ベランダに行く度に2,3粒赤いのが見えるので、見るだけでも楽しかったです。

収穫したミニトマト 自分で育てたものは何でもおいしい

最後

1~2月頃になると寒さが厳しく、さらに寒波が来て枯れが目立つようになりました。

最後に収穫したミニトマト 赤みが足りない
ミニトマト茎 最後の方は元気がなかった

最後の収穫後に栽培棚を掃除したのですが、ミニトマトの根は固く、掃除に苦労しました。

ミニトマトの根 ぎっちり詰まってる
今の栽培棚の穴は直径5cmほどですが、ミニトマト用にはもう少し大きい穴がいいかもしれないです。

収穫数

ミニトマトの収穫数はgではなく粒数をカウントしました。

  • 2022年12月:20粒
  • 2023年1月:70粒
  • 2023年2月:67粒

1粒12円として、1,884円の回収です。 種代と占有された栽培棚の範囲、期間を考慮すると、少し割に合わないと思ったのが正直なところです。 でもトマトはいくらあっても困らないので、もっと効率よくたくさん取りたいと思いました。

反省点まとめ

支柱を立てずに栽培棚の柱に針金で茎を止めていたのですが、1本だけ折れてしまいました。 ミニトマトの茎は高くなるので、支えは必須であり、少し舐めてました。 次にミニトマトに手を付けるなら、

  • 育苗開始時期は4月頃
  • 専用の低地栽培棚を作る
  • 栽培棚の穴は大きめ
  • 2m程の支柱を立てる

上記に気を付けて、もう少し効率よく育成したいと思いました!

お疲れ様です、ではまた!