IoTで水耕栽培研究

水耕栽培とかIoTの備忘録

液体肥料

液体肥料って何?

水耕栽培は土から栄養を取るのではなく水から栄養を取るため、 液体肥料は重要です。

今回初めて水耕栽培をするにあたって、こちらの液体肥料を選びました。

この液体肥料には保証成分量として、窒素全量1.0、内硝酸性窒素1.0、水溶性リン酸3.8%、水溶性加里5.5、水溶性苦土1.0、水溶性マンガン0.027、水溶性ホウ素0.055が含まれているとのことです。

どうやって使う?

基本的には水道水にこの液体肥料を混合して使用します。 液体肥料はA液/B液の二液混合タイプで、水に混ぜる際に二液を混ぜて使います。 作物の場合には水6Lに対しA液12cc、B液12ccで使うと説明文にあります。 それぞれ1cc単位で入れることができるカップがついてます。 写真のように500mLの水を用意しました。

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肥料の濃度はEC計を使うと測定することができます。 自分はこのEC計(pH計もセット)を使いました。

まず、これで水(500mL)の状態を計測しました。

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写真では水温24.5℃、EC値は182uS/cmと出ました。 続いて水が500mLに対し、A液1cc、B液1ccを入れて混合しました。

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こんなにちょっと混ぜるだけで…

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一気にEC値が1430uS/cmになりました! 適切なEC値は植物にもよりますが、定植期はだいたい1200~1500がいいのだそうです。 これを使ってどれくらい成長速度が違ってくるのかも調べたいです。

適切なEC値についてはこの記事を参考にさせていただきました。