電気と水をベランダに引く
電気と水をベランダに引く方法を紹介します。
色々あると思いますけど、自分の場合をご紹介します。
通気口を使う
私は一般的な3階建ての賃貸アパートの3階に住んでます。間取りは2LDKです。 通気口を使う際は一応仲介業者に問題ないか確認し、 元に戻せるのであればOK、という事で了解をもらいました。 リビング、寝室、仕事部屋にそれぞれ通気口があり、 リビングと仕事部屋にはエアコンを設置しているのですが、 寝室の通気口がフリーでしたので、そこを利用することに。
このタイプの通気口は内外二重に蓋が有、部屋側の蓋はマイナスドライバーで簡単に開きました。
が、外側は配線保護カバーが備え付けてあり、カバーを外してから蓋を外す必要がありました。
ねじを外してカバー周りのパテを丁寧に取ってあげると、カバーが外れます。 そんなに力はいらないです。
蓋はねじで止まっているだけなので、簡単に外れます。
これで外と中が通気口で通じました。
ホースと電源ケーブルを通す
水と電源を外に安全に通します。
電源は耐候ケーブルを選ぶ必要がありますので注意。
ホース
電源ケーブル
ホースは20m、電源ケーブルは10mにしているのは、
電源コンセントは通気口のすぐ近くにあるからですね。
どちらの長さも少し余るくらいがよろしいかと思います。
これらを通したら配管パテで通気口を塞ぎましょう。
退去時には元に戻す必要があるので、そのつもりで取れる位置に埋め込みました。
配管パテ
ホースとケーブルを通してパテで埋めた写真がこんな感じです。
ホースを水源に接続する
これは家庭によりいろいろ選択肢があると思いますが、私の場合は間取り上キッチンからホースを引っ張る必要がありました。
キッチンの蛇口を水耕栽培用に独占すると妻に怒られちゃうので、必要な時だけ水を引っ張れるよう二岐の分岐水栓を追加しました。
キッチンなのでシングルレバーの混合水栓なのですが、とてもおすすめの分岐水栓があります。
混合水栓用蛇口コネクター
アダプタが3種類あり、シングルレバー混合水栓ならまずどのメーカーのものでも対応可能かと思います。 またホース用のアタッチメントが付属しており、ただのホースにアタッチメントをそのまま付けられちゃいます。
必要な時だけホースを接続し、分岐をホース側にしてベランダに水を流します。 それ以外は家事の邪魔ですので、ホースを外しておくことができるのです。 混合水栓なのでお湯をベランダに流すこともできます。水耕栽培用途のみならず、ベランダの掃除にもめちゃくちゃ便利なのです!!
屋外での電源分岐
屋外に防雨電源コードを引くことはできましたが、電源を分岐するのにまた困ると思います。 特に自分は水耕栽培のポンプやヒーター、センサ機器類も動かしているので、 屋外で安全に電源を分岐するのはマストです。 これまたとてもおすすめのものがあります。
電源ボックス
開け閉めが簡単、しっかり防水、複数の様々な太さの配線を引き回し可能、とあらゆるニーズを満たしてくれてます。 しかもこの箱自体が結構な大きさなので、ラズパイなどの装置も格納できてます。
蓋回りにしっかりとシリコンが這っているので、きちんと防水できてます。 ケーブル口がシリコンになっているので、ケーブルを挟む形でしっかり気密性を担保してます。 防水防塵規格IP55を謳っており、屋外の雨程度ならまず安全に使えるでしょう。
本日はここまで。 それぞれのご家庭にあった配線の引き回しがあると思いますが、参考になればうれしいです('ω')